モンテッソーリ教育の目的は「自立し、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。興味の対象が月齢や年齢ごとに移り変わることにイタリア初の女性医学博士マリアモンテッソーリが着目し、90年以上続く教育法。AFPでは社会性協調性を促す、三歳の幅をもつ異学年混合クラスを編成します。小さな子どもはお兄ちゃんたちがやっている個別活動(プロジェクト)をみて、いつかやってみたいとやる気がおき、大きくなってからは一日を通して小さな学年の子たちのお世話をしたりと、思いやりの気持ちが育まれます。色水あわせや、ペイント、ピンクタワーなど思わず手にとりたくなる、豊かな色彩、ガラスや陶器など五感に働きかける教材に、どんな子でも夢中になります。自ら選んでそれぞれのプロジェクトに集中し、成功した達成感は幸福感をももたらします。また次のプロジェクトに進もうと、高次のらせん階段を進むかのようにステップアップし、数、言語、文化を習得します。私たちは子どもたち一人ひとりのこころの声に耳を傾け愛情を注いでいきます。ここでは、うちのスクールでも人気のモンテッソーリの教具・お仕事を紹介したいと思います。

5位 無垢 積み木セット

無塗装で仕上げられ、木の風合いをそのまま残しています。 積み木遊びは、子どもたちの心を豊かにしてくれます。スクールの子どもも大好きで、この積み木を使って家を作ったり、椅子を作って座ったり、いろんな遊び方ができるのを見ていても本当に楽しいものです。 この積木の基尺は大きめの6cmで、誤飲の心配もありません。 無塗装なので、お子さんがお口に入れても安全です。 赤ちゃんへのはじめての積み木として、出産祝いや1歳のお誕生日におすすめです。

4位 構成三角形

三角形を組み合わせることで、四角形を始め、いろいろな図形が作れることを知る。
図形の等価(形は違っても面積が同じであること)を感覚的に知る 。図形を手に取って触ってじっくり見て、形を作り、アートのような作品も作って楽しめます。

3位 4色円柱

『円柱さし』と同じ大きさの円柱が、4色に着色されています(4種セット)。つまみはありません。色で区別することよって、4種類の特色がよりはっきり認識できるようになっています。大きさの順に高く積み上げたり、順に横に並べて大きさ(寸法)の漸次性に気づかせます。また、色の違う2色の円柱のセットを使い、同じ高さの組み合わせや同じ太さの組み合わせを探し、大きさの変化の理解をより深めます。また、応用で、いろんな形のプリントも用意すると広がります。

2位 十進法1-1000の金ビーズ

十進法1-1000

十進法の意味を理解する教具。 ○=1ビーズ(unit)、○○○○○○○○○○=10バー(bar)、10barを10本集めた100ボード(board), 100boardを10枚集めた1000ボックス(box)で数詞と実際の量を触感で感じとります。例えば23は2と3ではなく、20と3の集まりと容易に理解できます。2桁以上の足し算を習う、小学校の算数でもこのプロジェクトの効果がわかるでしょう。

 

1位 サンドペーパー 文字

Sand paper projects

phonicsに基づきながら自分の発する音(聴覚)となぞっている文字の関係を知るために目で文字を捉え(視覚)、指先からの刺激(触覚)が脳に伝わる、というようにさまざまな感覚を使って学びます。板のザラザラした文字を指でなぞることで、鉛筆がまだ上手に持てない子どもでも読み書きへの準備として用いられる教具です。