モンテッソーリ教育の目的は「自立し、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。興味の対象が月齢や年齢ごとに移り変わることにイタリア初の女性医学博士マリアモンテッソーリが着目し、90年以上続く教育法。AFPでは社会性協調性を促す、三歳の幅をもつ異学年混合クラスを編成します。小さな子どもはお兄ちゃんたちがやっている個別活動(プロジェクト)をみて、いつかやってみたいとやる気がおき、大きくなってからは一日を通して小さな学年の子たちのお世話をしたりと、思いやりの気持ちが育まれます。色水あわせや、ペイント、ピンクタワーなど思わず手にとりたくなる、豊かな色彩、ガラスや陶器など五感に働きかける教材に、どんな子でも夢中になります。自ら選んでそれぞれのプロジェクトに集中し、成功した達成感は幸福感をももたらします。また次のプロジェクトに進もうと、高次のらせん階段を進むかのようにステップアップし、数、言語、文化を習得します。私たちは子どもたち一人ひとりのこころの声に耳を傾け愛情を注いでいきます。ここでは、うちのスクールでも人気のモンテッソーリの教具・お仕事を紹介したいと思います。