芦屋浜ファミリーセンターロゴ

 芦屋浜ファミリープリスクールは、2023年3月末をもちまして閉園致しました。

保護者の皆様
 
2005年より始まったプリスクール。今までたくさんの方々とスクールを通して知り合い、関係を築くことができました。卒園しても遊びにきてくれた小学生、思春期になった姿を見せてくれた子どもたちの一人一人の顔が忘れられません。保護者と一緒に作ったファンフェアイベントで屋台やゲーム、様々景品を持ち寄って大抽選会、園庭でのBBQ大会、パパたちを集めてノミュニケーション、夜ママ会、サマーキャンプなど思い出は尽きることはありません。
 
先日の感謝の会で今まで卒園していった家族のたくさんの顔を見ることができたことは、言葉では表せれない思いが心から溢れてきました。皆さんの温かさを改めて感じることができたひと時でした。帰って来れる場所がなくなることは、少し寂しいことですが同じ空の下で繋がっている事を忘れず、皆様の祝福をお祈り致します。
 
なお、Baby Clubや、ゴスペルフラダンスは続けて行っていく予定ですので、よろしくお願いします。
 

2023.4.8 Mr. Satoru

AshiyahamaFamilyPreschool

アットホームな少人数制
私たちのプリスクールでは、  聖書の教えを土台 とした教育を行っています。

英語もレッスンの中に取り入れていますが、全てが英語ではありません。あくまでも言語の一つとして日本語も交えて教えていきます。子どもの人格が育っていく中で、『  なぜあなたは生まれてきたのか 』『  一人一人が大切な存在 』であることを、知ることが本当の意味での生きる力になると私たちは信じています。

それには私たちスタッフだけの力では足りません。親がそのことに気づき、学校まかせにするのではなく、家族と密に接していくことの大切さを私たちは忘れないためにFamily Preschoolという名前にしました。


保育環境 

こどもが安定して成長するベストな環境は、小人数で、先生と親密な関係で結ばれた、  家庭のような環境 です。できるだけ家族的な雰囲気や環境を保つために、 一クラス20人前後の園児数を予定しています。居心地のいい環境の中にありながら、彼らの好気心を最大限に引き出し、これからの人生の備えとして必要な社会性の基礎を個人の発達の中で、また他人との関係の中で学びます。話す事、聞く事、遊び想像する中で、自分自身の価値と他人に対する思いやり、尊敬を教えます


アクティビティ 

子供の発達には、学ぼうとする意欲をかき立て、自然な興味を自発的な学習方法 でアシストする必要があります。このため、モンテッソリー教材やセンソリアル(五感の発達を促す)教材を中心したアクティビティを使います。集中力を引き出し、  一つ一つの成功の積み重ね や、達成感を経験することによって、自信や、自己確立につながっていきます。また、音楽 (リトミック、ダンス、歌)などを用い、子供たちの五感を養って、無限の可能性を引き出します。具体的で単純な内容から、抽象的で複雑なものまで、個人の 発達レベルにあったアクティビティを用意しています。


これを機会に、もっと詳しくプリスクールについて知りたい方は、通常保育日にプリスクールの体験保育を随時行っておりますので、お問い合わせの上、是非お越しください。

※プリスクールの年齢以下のお子様で、親と一緒遊べるプログラムを探している方にはBabyClubもあります。

また、子育てにおいての様々なチャレンジがある中、本当に励ましが必要な母親に向けてのセミナーも不定期ですが、行っております。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
 
幼稚園チラシ

カリキュラム

 
オリジナルカリキュラム(University of the Nations 出版の「幼少期教育における聖書的基礎」)を用いて長期的な成功を積み重ねるように導くプロジェクトによりスキルの上達を促します。
聖書を用いた道徳教育を行っています。

Whtat’s モンテソーリ

 
モンテッソーリ教育の目的は「自立し、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。興味の対象が月齢や年齢ごとに移り変わることにイタリア初の女性医学博士マリアモンテッソーリが着目し、90年以上続く教育法。AFPでは社会性協調性を促す、三歳の幅をもつ異学年混合クラスを編成します。小さな子どもはお兄ちゃんたちがやっている個別活動(プロジェクト)をみて、いつかやってみたいとやる気がおき、大きくなってからは一日を通して小さな学年の子たちのお世話をしたりと、思いやりの気持ちが育まれます。色水あわせや、ペイント、ピンクタワーなど思わず手にとりたくなる、豊かな色彩、ガラスや陶器など五感に働きかける教材に、どんな子でも夢中になります。自ら選んでそれぞれのプロジェクトに集中し、成功した達成感は幸福感をももたらします。また次のプロジェクトに進もうと、高次のらせん階段を進むかのようにステップアップし、数、言語、文化を習得します。私たちは子どもたち一人ひとりのこころの声に耳を傾け愛情を注いでいきます。

ここにお仕事のほんの一部を紹介します~

プッシュピン

 

 
イラストの線上を押しピンで刺してなぞり、型抜きして仕上げます。できる限り細かく、線がみえなくなるまで刺してから抜くようにしないと破れるので、集中力と根気を養うのにとてもよいお仕事です。押しピンを親指、人差し指、中指の3本でしっかりつまむことで指先の筋肉がつき、鉛筆を使うプロジェクトにつながります。

Color Mixing : 色水あわせ

 

色の三原色:赤、黄、青のフードカラリングを使って色水を作ります。スポイトで色水を吸いとり、2色ずつ色を合わせます。赤x黄色= オレンジ 黄x青=緑 青x赤= 紫 色水をまぜ徐々に色が変化するのを楽しみます。赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫 と色環を学びます。

Math Project : 数


十進法の意味を理解する教具。○=1ビーズ、○○○○○○○○○○=10バー(bar)、10barを10本集めた100ボード(board), 100boardを10枚集めた1000ボックス(box)で数詞と実際の量を触感で感じとります。例えば23は2と3ではなく、20と3の集まりと容易に理解できます。2桁以上の足し算を習う、小学校の算数でもこのプロジェクトの効果がわかるでしょう。

コーヒーグラインド

 

コーヒー豆を挽くプロジェクト。子どもたちにはとても人気のあるお仕事です。まず豆を正確に計り、精神集中。旧式のグラインドを挽くのはかなりの力がいり、力加減も調整が必要。挽いているときの音の変化で豆の残り具合を判断、拡がる香り、豆が粉になる変化を通して感覚が研ぎ澄まされます。五感のうち、四感覚をフルに使うプロジェクト。どんな専門店のコーヒーよりもおいしい「世界一のコーヒー」を飲むご両親は幸せなひとときを得られ、子どもはお仕事を果たしたという充足感で、家族で共有できるお仕事です。

地理:世界地図

 

地球儀に触れさせ、陸、海があることを学ぶ。方位磁石で東西南北を学ぶ。7大陸: North America, South America, Europe, Africa, Asia, Australia & Antarcticaの名前を学び、一つ一つの大陸が分かれていてパズルになっているので、大陸名を覚えた子供たちは自分で世界地図を描く練習もする。

How to learn English at AFP


芦屋浜ファミリープリスクール(AFP)は、子どもたち一人ひとりが愛される存在であるというキリすトの精神に基づき、クリスチャンであるマリア・モンテッソーリが考案した教育法「モンテッソーリ」をとりいれたインターナショナルスクールです。モンテッソーリ教育で英語を学ぶことがAFPの特色ですが、数多くある英語教室で学ぶこととどう違うの?と疑問に思われることでしょう。一番大きな違いは五感をフルに使って英語を学んでいくことです。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を発達させ、乳幼児期に心身「根」を伸ばすことが、調和のとれた「こころ」と「からだ」を育てることにつながります。モンテッソーリのプロジェクト(お仕事)は、こころを落ち着かせ、感覚を研ぎ澄ませて行います。先生はかたわらでプロジェクトを静かに見守ってくれています。子どもが英語を理解できないときは、先生は日本語で伝え直します。コミュニケーションが一方通行で終わることはありません。

 
毎週、聖書を基に違ったテーマで歴史、科学、地理、生物について学び視野を広げます。例えば、海の生き物である「くじら」が世界のどの海にいるのかを世界地図で知り生態を学びます。先生が地面にチョークで書いてくれた「くじら」で大きさを知るなど、自分たちの周りにあるものを知り、ジャンルにとらわれずさまざまな分野を通して詳しく学んでいきます。

またAFPの子どもたちはphonics*(フォニックス)を毎日繰り返しくりかえし学んでいきます。多くの日本人はabcをエー、ビー、シーと読みますが、AFPの子供たちは最初にア、ブッ、クッ・・と読む練習をします。これがphonicsです。習得すると初めて見る英単語を読み書きすることができるようになります。
フォニックスを習得した中高生は、英検などのヒアリングテストで知らない単語が出ても、その音を聞き書き取りができるようになります。英単語を暗記し覚えていくやり方との違いは歴然でしょう。

では具体的にどんな教具を使ってプロジェクトを行い、英語を学んでいくのでしょうか。

 
 

Phonics 

AFPに通う子どもたちはphonicsを基礎に英語を読んだり書いたりすることを覚えます。
phonicsとは発音とスペルの関係をルール化したもの。習得すると半分以上の英語を読み書きできるようになります。
英語を母国語とする人たちのなかにもphonicsで読み書きを学ぶ人は少なくありません。

Sandpaper Letter

 
phonicsに基づきながら自分の発する音(聴覚)となぞっている文字の関係を知るために目で文字を捉え(視覚)、指先からの刺激(触覚)が脳に伝わる、というようにさまざまな感覚を使って学びます。
板のザラザラした文字を指でなぞることで、鉛筆がまだ上手に持てない子どもでも読み書きへの準備として用いられる教具です。

Learning the aiphabets


アルファベットの形をしたピースを並べ、物の名前を学びます。
step1:アルファベットのなかからお手本と同じアルファベットを探し出して並べます。形状を触りながら左右上下逆さまにならないよう、お手本と同じように注意深く一文字ずつ置いていきます。


step2:お手本のアルファベットを見てその文字から始まるフィギュアを並べます。本物さながらの小さなフィギュアをそっとつまむことも、子どもにとってはやりがいのあるお仕事です。
 

step3:フィギュアを見て、phonicsに基づいた発音をしながらアルファベットを選び単語を作ります。
単語が作れるようになったら形容詞・動詞を用いて文章を作る練習をしていきます。

3-part cards 


⑥「これはなあに?」と子どもはわたしたちによくたずねてきますね。彼らは物の名前やその役割を知ることで、多くの言葉を学んでいきます。3パーツカードは絵柄と文字、絵柄、文字の3つのパート(3パーツ)を用いてlanguage・言語の基礎を形作っていくプロジェクト。絵を見て、合わせていくことで読む段階でない子どもたちも、字を読む練習が自ずとできていくプロジェクトです。


初めは図形を合わせることから。○・circle のカードの下に○のカードを置く、それができるようになれば○・circleのカードの下にcircleの文字のカードを置く。子どもにとっては初めて見る文字は絵柄のようなもの。同じ絵柄を合わせることで自然と○がcircleだということを体で覚えることができます。
例えば魚・fishなら、絵でカードごとに記すこと、また頭から尻尾までの部位(head →tail)を文字であらわし、それを左から右に並べていくことで魚がどのような部位から構成されているのかを体得することができます。左から右に文字を読むこと、左から右に部位を示していくことによって、本を読むこと、文字を書くことの基礎を身につけられます。そして、headだけが塗られた絵を見てこの部分がheadだということを理解します。尾びれやエラなどそれぞれの部分ごとに自分で色を塗り、その部分の名前や働きを学び、一つひとつのパーツについて学び終えた時にはすべてのパーツが色塗られた魚が出来上がり、魚というものをしっかりと理解できています。また頭はheadですが、単語や部位を覚えることだけでなく、それが人々の共通認識である決まった単語という学んでいきます。


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